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日本コッブ会

平成22年度 日本コッブ会通常総会

コッブ会総会の様子

平成22年4月12日、三重県津市の津都ホテルにて、「日本コッブ会通常総会」を開催致しました。 総会では、日本コッブ会会長((株)アマタケ相談役甘竹秀雄氏)挨拶のあと、平成21年度事業報告・決算、22年度事業計画・予算などの各議案を原案通り承認されました。また、岐阜の(株)山本養鶏孵化場様が新規会員として迎えられました。

ブロイラーコンテストの様子

引き続き、第20回コッブ種鶏・ブロイラーコンテストの成績発表及び表彰式を行なった後、伊藤忠飼料(株)能登社長、(株)松阪ファーム大角挨拶、「コッブ500MX野外成績報告」があり、最後に皇學館大学の伴学長による「伊勢の神宮と日本人」のテーマで講演が行なわれました。 皆様のご協力を賜り、盛大に開催することができましたこと、心より御礼申し上げます。

日本コッブ会会長 挨拶(甘竹秀雄氏 (株)アマタケ相談役) 

日本のブロイラー産業の発展のためには、複数鶏種がバランス良く、優れた性能の鶏を開発することが我々の願いであったが、松阪ファームと伊藤忠飼料の努力によって、日本市場に合った新鶏種のコッブ500MXが導入され、種鶏とブロイラーの成績についても、他鶏種と遜色がないばかりか、むしろ上回るくらいの成績がでているとのことである。松阪ファームの大角社長からも、22年度の種鶏販売予定は、ほとんど売約済だと聞いており、日本コッブ会としても大変嬉しく思っている。

ブロイラーコンテストの様子22年度のブロイラー生産は育成率やその他の問題で、個人的には前年度並みか若干減少するのではないかと考えている

世界的にはむね肉が好まれているため、ブロイラー育種の流れとして、コッブに限らず、むね肉の改良が進み、ここ数年はむね肉の歩留まりがもも肉を上回っている。ただ、日本はもも肉が好まれ、七百円弱のもも肉相場に対し、むね肉は二百円前後で推移し、現状はむね肉とささみで苦戦している状態である

スーパーの特売商品として、むね肉を三十円や四十円で売っていたのでは、産業として生き残っていけない。これをどのように解決していくかを考えるのが業界のリーダーであり、会社の場合社長であると思っているが、むね肉問題の解決のためには、日本のブロイラー業界全体が結束してメスを入れないとなかなか良くならない。

消費については、豚や牛に代わってチキンが伸びるためにどうするか、あるいは輸入品にどう対抗するかを、業界全体として考えていかなければならないが、国内の人口が減少していく面から見ても、動物たん白全体の消費はこれ以上伸びていくことはないと考えている

世界的に人口は八十億、九十億と増えていく中で、せっかく平成四年から日本の食鳥検査制度がスタートしながら、チキンの輸出はまったくない。日本がこれから生き残っていくためには、これまでのように一次産業と二次産業をカットしていく時代は終わり、1次産業と二次産業を盛んにし、余った食品を輸出していかなければならない。チキン産業もむね肉を輸出し、そのためにODAの七千億円や土地改良の四千億円を使うなど、食品を恵まれない世界に輸出して、食糧で貢献すべきである。

種鶏・ブロイラーコンテスト(岡本一 氏(株)一宮家禽孵卵場専務)

昨年1月から出回ったコッブ500MXの種鶏はピーク産卵率が90%を越えた群も出て、産卵率は非常に改善され、受精孵化率も良くなっている。ブロイラーについても、増体性に優れ、オスとメスの体重差も少ない。育成率や飼料要求率、PS(生産指数)も改善されている

伊藤忠飼料(株)能登社長 挨拶 (要旨)

伊藤忠飼料(株)能登社長コッブも非常に厳しい数年を過ごしてきたが、昨年後半からようやく性能を認めていただき、販売も増加してきたとのことで、今年は更に大きく飛躍につなげたいと思っている。伊藤忠飼料もコッブが能力を発揮できるエサについて益々勉強し、生産性の向上、コストダウンに役立てるように頑張りたい。

(株)松阪ファーム 大角 挨拶

コッブ500MXの導入を二年半前に決断して、原種鶏の輸入に踏み切り、昨年1月からは国産の種鶏が出始め、秋から国産種鶏から産まれたコマーシャルも本格的に出回り始めた。

昨年の総会(七月)以来、「大きな山が動く」と言い続けてきたが、二年間の冬を無事に経て、急速にコッブ500MXの評価が高まってきた。

今年三月に、全国五箇所でブロイラー研修会を開催したところ、約四百名の参加を頂き、コッブに対する関心が非常に高まっていることを確信した。

コッブ500MXブロイラーは、非常に高い増体能力を持っている。最近報告のあった四国の農場では、PS(生産指数)389.33、DG(日増体)71.10グラムの驚異的な成績が出ている。日増体の良さから出荷日齢を2日ぐらい短縮でき、そのことによって、後半に増えるむね肉が多少なりとも抑えられ、もも肉の歩留まりアップにつながると思っている。

また、国産種鶏の成績でも、種卵個数で190個、平均受精率93%の高性能の成績が出ていると聞いており、非常にありがたいと思っている

詳しくは松阪ファームへお問い合わせください。0598-38-7330
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