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COBB500種鶏マニュアル

Y−1.換気と温度

換気 |  温度
Y−2.温度
温度管理指標
1日令 2日令 3〜4日令 5〜7日令 8〜14日令 15〜28日令 29日令以降
32℃ 31℃ 30〜29℃ 28〜27℃ 26〜24℃ 24〜20℃ 20〜18℃
  1. 防暑対策
  2. 防暑対策は、複数の方法を組み合わせて行います。
    準備は、天気予報に注意しながら梅雨前に終わらせます。

    1. クールセルの利用
      1. 高温な外気が、湿めらされたクールセルパッドを通過することで気化冷却により、舎内温度の低下が図れます。
      2. 縦引き換気により速い風速が得られます。
        *体感温度(℃)= 環境温度(℃)−3√風速(m/秒)
        例)舎内温度35℃、舎内風速1m/秒、または2.5m/秒での体感温度
        ・1.0m/秒: 35−3√1 = 32℃
        ・2.5m/秒: 35−3√2.5 ≒ 30℃  ※2℃の差が生じる
      3. 【 気 化 冷 却 に よ る 温 度 の 降 下 】

        ※湿度が低い程、気化冷却はよく効く


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        【表の見方】
        *下線部の乾球温度35.6℃・湿度63%の場合、気化冷却による温度の低下は点線部の6.1℃になります。


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      4. 気化冷却の効果を発揮させるために、クールセルパッドを均一に湿らせることが大切です。クールセルを使用すると湿度が上がるので、特に入気部周辺の床面状態に注意して下さい。
      5. 鶏舎への適切な入気風速を得るため、入気面積の調整ができるように昇降カーテンを設置します。
      6. ※鶏舎の隙間を塞ぎ、気密性を保つことが重要です

    2. ドロップシーリングバッフルの設置(舎内風速の改善)
      1. クールセルは舎内温度の低下に有効ですが、湿度が高過ぎると効果が落ちます。夏期においては、鶏体に風を当てて体感温度を下げることが大切です。
      2. “ドロップシーリングバッフル”は舎内風速の改善に有効な装置です(写真参照)。

        写真を拡大する
      3. 必要風速2m/秒(120m/分)を得る為の設置例:
        鶏舎幅10m、排気ファン6台(500m3/分/台)
        3000m3/分(総換気量)÷120m/分(必要風速)÷10m(鶏舎幅)=2.5m(床からの高さ)
    3. 細霧システムの利用
      1. 空気中に噴霧された細かい水滴が気化するときの冷却現象により、舎内温度の低下が図れます。
      2. 鶏舎幅が12m以下では、細霧ラインを2列設けます。
        • 各ラインは側壁より鶏舎幅の1/3に設置します。
        • 12m以上では、ラインを3列に増やします(間隔は均等)。
        • ノズルは、各ライン3m間隔で、双方のラインで千鳥にします。
      3. 噴霧は28℃以上が運転の目安です。
        • 細霧ノズルの目詰まりを防ぐ為に水質のきれいなものを使用します。
        • 充分な水量と、気化した空気を鶏舎外に排出出来る換気扇能力を確保します。
    4. 給水
      できるだけ冷たい水を飲ませます。(鶏は水温10〜13℃を好みます)
      1. 給水タンク、給水パイプ、シスタンクを断熱材で覆います。
      2. タンクに氷、ドライアイスを入れます。
      3. クーラーシステム(ニップル)を活用します。
    5. ビタミン剤添加
    6. 熱ストレス下ではビタミンの要求量が増えたり、採食量も減少するため多めのビタミン剤投与が必要になります。

    7. その他
    8. 鶏舎に遮光ネットや樹木で陰を作ったり、屋根への石灰塗布や散水等、各農場によっての工夫が必要です。

  3. 防寒対策
    ○ 冬季も天気予報に注意し、水道管の凍結、ガス欠、強風に注意します。
    1. 育雛初期の給水温度が低すぎないようにするためと、凍結防止の為にもパイプや水タンクは断熱材で覆います。
    2. 育雛から成鶏までの全期間を通じ、冬季は温度の維持に注意します。特に隙間風が入らない様、ビニール等を使用して目張りを行います。
    3. 特に育雛期のガード拡張には、保温ビニールも広げながら温度を確保します。
    4. 全期間を通じ、隙間風が無くとも保温の為に舎内外にビニールを張り、空気層を作りだし断熱材の代替とします。
    5. 寒風対策として防風柵や防風ネットを設けます。
    6. 舎内の結露防止や温度保持にエアキャノンの活用が有効です。

      Y−1.換気 P53〜をご参照下さい
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