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COBB500種鶏マニュアル

V.育成期の飼育管理

V−5.体重誘導 「グレーディング」
「グレーディング」

コッブ種鶏の能力を最大限引き出すために、標準体重に近い均一な鶏群に仕上げる必要があります。そのために、育成期間の体重推移の把握、ポイントとなる週令での的確な体重測定およびグレーディングを実施します(20週令時、目標変動係数8%)

  1. 体重誘導においてポイントとなる重要な週令は、1週令、4週令、10週令、15週令、20週令の体重とバラツキです。
  2. 上記の週令は、節目の週令です。鶏群の体重とバラツキを把握し、その都度、今後の体重誘導を決定します。
  3. ポイント週令で体重による問題が発生した場合は、「トラブルシューティング」の項(P.33〜35)をご参考下さい。
  4. 鶏群の的確な体重を把握するために必要な体重測定の実施羽数は、全群5%以上の羽数です。ポイント週令の体重測定は、必ず各ペンの5%以上の羽数を測定します。
  5. グレーディングは、全羽数について体重測定を行いながら、体重の小さいものから全体の15〜25%を小群として選別し別飼育します。
  6. グレーディングによって分けられた小群を、そのまま成鶏舎でも別飼育することが重要です。

    選別後、小群の中の大きい鶏(極端に大きい場合は除く)は、レギュラー群に戻しても充分増体出来ずに再び小群に戻ってくる可能性が高く、小群は最後まで小群として飼育したほうが良いと考えられます。
  7. 均一な鶏群に仕上げるために、育成途中でグレーディングを実施します。グレーディングのポイントは、次の4回です(1回目:デビーク時、2回目:4週令、3回目:10週令、4回目:15週令)。 変動係数が10%以上の場合は必ず4回目のグレーディングを実施します。また、フレッシングスコアをもとに性成熟と体型を確認します。(参照P36・37)
  8. 16週令以降は日常的にフレッシングスコアによる性成熟と体型の確認を行います。
  9. 給餌・給水スペースの是正等を実施し、バラツキの生じた原因を取り除きます。
  10. 小群の鶏については、レギュラー群の鶏に毎日給与している餌量より、増量して給餌します。体重の修正は、20週令までを目標に実施します。
  11. 日常管理において、レギュラー群で小さい鶏を見つけた場合には、小群へ移します。
小群への給餌の考え方

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「トラブルシューティング」

トラブルシューティングとは、ポイントとなる週令の体重測定の結果をもとに、標準体重からの大小に関するトラブルに対応した体重誘導指標を表したものです。この指標は、レギュラー群の平均体重のみを対象にしています。小群については、上記を参照してください。

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「フレッシングスコア(胸の肉付き状態の確認)」

フレッシングスコアとは胸肉の触診により鶏の成長度合いを確認する方法です。
* 4、10、15、20週令での胸の肉付き状態の確認をします。 下図は各週令における胸肉の適正な状態を示したものです。

↓4週令では、丸みをおびた胸肉。


↓10週令では、胸肉の丸みがシャープな状態
↓15週令の最も制限がきつい状態。
↓20週令の丸みをおびた胸肉(性成熟に向けて脂肪がついている)。


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