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COBB500種鶏マニュアル

V.育成期の飼育管理

V−2.第一ステージの管理(入雛〜6週令)「8〜28日令までの管理」
「8〜28日令までの管理」
温度重点の期間ですが、換気不足にならないように!
  1. 温度管理
  2. 体温調節機能が除々に確立されてきますが、まだ不安定な時期です。8日令から体温はゆっくりと41.5℃(±0.5)に向かいます。特に温度差と隙間風を嫌います。また、夜間(暗期)の休息と睡眠時は体温がやや低めになります。

    1. 雛の散らばり具合を観察しながら、21日令には22℃前後にします。
      (基準温度±1℃の温度帯にて管理して下さい。)
      この時期は、加温しながらの換気が最大の管理ポイントです。
    2. 8日令 9日令 10日令 11日令 12日令 13日令 14日令
      26℃ 26℃ 26℃ 25℃ 25℃ 25℃ 24℃
      15日令 16日令 17日令 18日令 19日令 20日令 21日令
      24℃ 24℃ 23℃ 23℃ 23℃ 22℃ 22℃
      22日令 23日令 24日令 25日令 26日令 27日令 28日令
      22℃ 21℃ 21℃ 21℃ 20℃ 20℃ 20℃

      以後20〜18℃前後を目安とします。

    3. 温度計の高さは雛の頭の位置とします。
  3. 湿度・床面管理
  4. 計画感染をしたコクシワクチンのリアクションが出る時期です。 雛の採糞をしてオーシスト検査を継続実施して下さい。
    1. この時期からは、床面の管理に焦点を合わせ、湿らせないように、且つ、乾燥しすぎないようにして下さい。
    ★ 1/3以上の床面が湿り始めたら

    雛が下痢をしていないかどうか?
    コクシワクチンのリアクションはどうか?
    判断が難しい場合、指導員に相談して下さい。
    換気不足になっていないか?
    目張り、保温用ビニールを点検し、給温を増加させてから換気を行って下さい。

    ★ 一部分の床面が湿っている場合

    給水器の周囲であれば給水器の高さと水位を点検します。
    (ニップルドリンカーでは、高さ・水圧を調整します。)
    壁の付近であれば(特に寒冷期)隙間風を防止して下さい。

    • 特に、寒冷期において、入気口付近の床面が湿ることがあります。これは、冷たい空気が舎内で拡散されず、直接床に落ちるためです。 入気口の開口巾を小さくし、舎内上部で拡散させるようにします
    • 敷料が固まってしまった所や、湿りのひどい所は、舎外に搬出して、新たな敷料を入れて下さい。
    固まりそうな部分は、早め早めに乾いた敷料と攪拌しましょう! 湿り部分が拡大してしまってからでは、遅すぎます!
    アンモニアガスが発生して、雛の気管を痛めます! 床面の湿りは脚弱の原因にもなります!
    ★ 乾きすぎてホコリが多い場合

    ブルーダーの給温中は、その下に散水して下さい。床面給温の場合には、湯温を下げます。乾きすぎた部分への散水、短時間の細霧でホコリを落とすことも効果的です。

    ○ 舎内細霧をする場合、一時的に鶏舎内温度が低下しますので、室温を1〜2℃上げてから実施して下さい。

    過度の乾燥は、気管を痛め、呼吸器病の原因となります!
  5. 給餌・給水管理
    1. 給餌管理
      1. チックガード拡張に伴い、徐々に給餌スペースを増やしていきます。
      2. ガード全開までには、自動給餌の準備を完了します。

      ☆ 給餌スペースの不足は体重のバラツキに直結します。
      ☆ 餌付けから使用している給水器や給餌器の配置の急変を避けます。

    2. 給水管理
      1. 給水器の皿の縁を雛の胸に合わせ、水深を約1pにします。   ニップルドリンカーの高さ、水圧を雛の飲みやすい様に調整します。
      2. 給水器は、チックガード拡張に伴い、数を増やし、均等に配置します。
      3. 給水設備(給水器、配管、サブタンク等)の洗浄を実施します。 ワクチン投与やビタミン剤投与にて給水設備内にヌル等が発生し易くなってい ます。給水器は毎日、配管内やサブタンク内は一週間に一回は掃除して下さい。
    適宜の給水設備の点検と洗浄を行いましょう! 特にニップルドリンカーでは、水の出方に差が生じたり、ニップルの目詰まりが発生したりします。 水が飲めないと採食量の低下、増体性の悪化を招き、鶏群のバラツキが発生します。

    * ベル型は給水器の皿の底を雛の肩の高さに、ニップルドリンカーは45度の角度で飲水できるようにします。

    ニップルドリンカーの高さと水圧調整の例
  6. 換気管理
    1. 温度重点の時期です。給温及び換気によって温度を調整して下さい。
      給温を加減しながら換気を調節します。
    2. この時期から3週令頃の慢性的な換気不足は、換羽の遅れや増体不良及び床面悪化からの脚弱発生につながります!
    3. チックガードの拡張および開放等があり、雛を取り巻く環境が大きく変化します。
    4. 雛に直接風(冷気)が当たらないように、且つ急激な温度低下を避けるよう注意して下さい。
    5. 厳寒期には、保温用ビニールは、まだ壁際に必要です。 保温用ビニール上部は換気のために開けて、こまめなビニールの開閉による換気が良いでしょう。
    6. 過度の換気不良は鶏舎内の水分が結露して、床面が湿り始めます。
    7. 換気不良になると、餌の採食量やスピードが低下し始め、バラツキが発生します。
    8. 換気は保温状況を見ながら対応して下さい!
  7. チックガード管理
    1. チックガードの大きさは、鶏舎の保温状態によって大きさの修正が必要です。
    2. チックガードは、オープン鶏舎では北側に、ウインドレス鶏舎では、入気側に広げて下さい。
    3. チックガードの拡張部には、敷料を広げたり、新しい敷料を入れたりします。
  8. 点灯プログラム(Z.点灯管理 P65〜参照)
  9. 飼育環境の変化
  10. この時期には、上記の他に次の様な環境変化(ストレス)を雛に与えることを認識して、管理を実施して下さい。


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