松阪ファームHOME>COBB種鶏マニュアル>>U.入雛準備

COBB500種鶏マニュアル

U.入雛準備 

U−2.入雛準備のチェックポイント
  1. 設備、機材の点検
  2. 給餌器、給水器、ブルーダー、ボイラー、換気扇、扇風機、送風ファン、電球、電気系統、発電機、機械設備、カーテン、金網、警報装置等の保守点検を実施して、修繕と補充を早めに行います。

    入雛開始後に、こんな筈では・・・こんなトラブル発生していませんか?
  3. 確認事項
    1. 餌付け用飼料、ワクチン、薬品、ガス、重油等の数量
    2. 導入雛の母鶏週令、搬入到着日時
      *母鶏週令に応じた舎内温度設定にします。
    3. 農場独自のチェックリストを作り、モレが無いように!
  4. 敷料の搬入、チックガード、予備加温
    1. 敷料と敷紙
      1. 新しく良く乾燥した敷料を使用します。古く湿った敷料は「カビ性肺炎」と腹部を冷やす原因になります。
      2. 敷料の厚さ

        * ブルーダー給温の場合:チックガード内と全体に広げた時に使用する敷料も鶏舎内に持ち込んで置きます。雛が導入されてからの器具、機材等の持ち込みは最小限度にして下さい。
      3. チックガード内外 季節を問わず15cm以上
        特に、チックガード内は厚く敷き、雛の腹部の冷えを防ぐことが大切です!

        床面給温の場合:床の表面が隠れる程度に、平らにならして敷きます。

        ・給温パイプ上:32〜33℃ 給温パイプ間:30〜31℃
        ・床面にこびり付く鶏糞の量を少なくします!
        ・出荷後の除糞、水洗を容易にします!
      4. 敷紙は衛生的なものを、ガード全体(加湿部を除く)に敷きます。
      敷料の構図
      画像を拡大
      ここがポイント!

      床面給温方式、ブルーダー給温方式共に雛の腹部を冷やさない管理が大切です。床面給温方式は雛の日令に応じた湯温調節が大切です。

      入雛から7日間(特に3日間)は、絶対に雛の腹部を冷やさないこと!!
    2. チックガードの準備と管理の目安
    3. 700羽当たりのチックガードの直径(m)  1,000羽用ブルーダーの場合

      日令 オープン鶏舎 ウインドレス鶏舎
      (冬) (春・秋) (夏) (春・秋・冬) (夏)
      0 3.3 3.6 4.0 3.6 4.0
      2 4.0 4.6 4.8 4.6 4.8
      5 4.5 5.0 半開 5.0 半開
      7 5.1 半開   半開  
      11 半開   全開   全開
      14   全開   全開  
      18 全開        
      ガードの拡張は必ず午前中に実施します。 ガード拡張は、雛の生活環境が変化することと捉えて下さい。
      1. 給温方式やブルーダーの能力によってチックガードの広さを変えますが、夏は比較的に広く、冬は狭くセットします。
      2. チックガードはオープン鶏舎では南側、横引きウインドレス鶏舎では排気側、 縦引きウインドレス鶏舎では前後に広げます。
      3. 丸型チックガードの直径が5m以上の時は2つのチックガードを合わせて、ひとつにします(ひょうたん型になります)。
      4. チックガードの直径は、雛や敷料の状態を観察して調整します。
      5. チックガードを広げると共に、ブルーダーの高さを調整します。
      6. 1ブルーダー(1,000羽用)当り700羽程度となるようにガード設定します。
        ※入雛時の模式図:700羽/ガードの例
      7. 入雛時の模式図

        餌付け用のチックガードを作るに当り、3ブルーダー1ガード方式もあります。  但し、隙間風や冬期は防寒対策をしっかりして下さい。

        〈3ブル−ダー1ガード育雛飼育の利点〉
        • 床面(=雛の生活帯)を全体的に暖め易い。
        • 雛個々が適温帯を選択し易い。
        • 給餌・給水スペースが増加し、追加もし易い。
        • 空気交換が容易である。
        • 雛の観察が容易である。
        • ガード拡張時のストレスが軽減出来る(ガード拡張=環境変化)。
        • 床面管理が容易である。
        • 照度のバラツキが発生しない=電灯追加が容易=影が出来にくい。
        • ニップルラインとの併用がし易い。
      8. 雌雄別々にチックガードを作り、育雛します。
      9. 小雛別飼育用チックガードの準備
        あらかじめ、もう一つガードを作っておき、デビーク実施時に小雛を別飼育出来る様にしておきます(同一鶏舎内の導入羽数の15〜20%を抽出)。
      10. 利点

        ○ 小雛に対して餌の増量がし易い。
        ○ 餌付け用飼料などの給与期間を延長させることにより基礎体力と体重を追いつかせる事が容易です。

      11. 照明の注意点
        影を作らないようにしましょう!
          ※ ガード内は50〜60ルックスを確保
          ※ 暗い場所の雛は動かない
      悪い例 良い例
    4. 給温
    5. 雛の餌付け時に、敷料(床面)全体が適正な温度になる様に早めに給温を開始します。
      予備加温の必要性:敷料内部を暖める為には予備加温が必要です。
      高温による短時間の加温は敷料内部(=床面)の加温につながりません。

      雛のお腹を温める為に如何にすべきか考えて下さい!
    ○ブルーダー給温の場合
    注意事項 給温開始時期の目安
    入雛時に敷料内部温度を20℃以上
    ガード当たりの雛羽数は
    ブルーダー能力の70%を目安とする。
    ブルーダー直下は40℃
    夏:1日〜1日半前の点火
    春・秋:1日半〜2日前の点火
    冬:2日〜2日半前の点火
    床面給温の場合
    注意事項 給温開始時期の目安
    給温開始時の湯温は低めで開始する。
    鶏舎全体を暖める。

    入雛2日前から湯温を上昇させます。
    入雛時の床面温度の目安
    給温パイプ上:32〜33℃
    給温パイプ間:30〜31℃
    夏:4日前の給温開始
    春・秋:5日前の給温開始
    冬:7日前の給温開始
  5. 給餌器、給水器の準備
    1. 給餌器
      1. 加湿部を除き、全面に衛生的な餌付け用の敷紙を敷きます。雛がどこにいても一斉に餌を食べられる様にします。
      2. 40×50×3cm(縦・横・深さ)程度の餌付け箱を80〜100羽/1個準備します。 (音のする材質を選ぶ:音で雛は採食行動に移り易くなります)
    2. 給水器
      1. 餌付け時用として育雛用給水器を80羽当たり1個と、補助用水盤を準備します。 
        * 餌付け時は特に、水面は雛の目の高さより低くするのがポイントです。
      2. 雛に与える水は雛到着の前日に準備します。鶏舎内に準備して下さい。
        雛にとって冷たい水は下痢を誘発します(最低20〜25℃の水温)。
      3. 自動給水器は3〜4日令以降、徐々に切り替えますが、最低100羽/1個必要です。
        ニップル給水器の場合は8〜10羽/1ニップル必要です。
        * 雛の成長に応じて水位・水圧・高さ調節が大切な管理ポイントです。
cobb 種鶏マニュアル

先頭へ戻る